築地市場の豊洲移転、与党公明も慎重論「計画再検討を」 (日本経済新聞 6月18日)
2008年06月19日 13:29
築地市場(中央区)の移転予定先である豊洲地区(江東区)から高濃度の土壌汚染が見つかった問題で、都議会与党の公明党は17日の本会議で「すべての先入観を排した再検討が不可欠」との見解を示した。豊洲移転について共産党など野党は土壌汚染を理由に反対している。与党の一部からも慎重論が出たことで計画の是非を巡る論議が一段と高まりそうだ。
都議会公明は代表質問の中で「(汚染問題が発覚し)都民の多くが不安を抱いている。移転ありきの議論はやめるべきだ」と豊洲への移転計画の再検討を求めた。これに対し石原慎太郎知事は「高濃度の汚染の範囲は限られる。豊洲移転は長い年月をかけて決定した」と理解を求めた。
移転予定地では環境基準の4万3000倍に達する高濃度のベンゼンなど汚染が見つかっている。都の「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」(座長・平田健正和歌山大教授)は先月、地下2メートルまで土壌を入れ替えて2.5メートルの土を盛り、地下水も環境基準以下に浄化するなどの汚染対策を発表した。
(日本経済新聞 6月18日)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080617c3b1705217.html
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