築地市場移転、都側にハードル高く(5月20日)
2008年05月31日 10:32
東京中央卸売市場(築地市場、中央区築地)の移転先である江東区・豊洲の用地の土壌が汚染されている問題で、都の専門家会議(座長=平田健正・和歌山大学システム工学部教授)は19日、第6回会議を開き、2月から行っていた詳細調査の結果を明らかにした。
全4122カ所の調査ポイントのうち、土壌から環境基準を超える量のベンゼンが確認されたのは35カ所。最高値は430mg/Lで、環境基準の4万3000倍にあたる高濃度だった。猛毒青酸カリであり、環境基準では「検出されてはならない」となっているシアン化合物は90カ所で検出された。最高値は860mg/L(参考値で環境基準の860倍)。
これを受けた専門家会議は、この日の議論で、現地盤面から2メートルまでの土壌をすべて入れ替え、2メートル以下でも環境基準を超えるところはすべて掘削処理する汚染対策を提案することを決めた。
これまでは、2メートル以下の深さでは環境基準の10倍を超える場合に対策を取るとしていたのに比べると、対策対象となる地点が格段に増える。汚染対策にかかる費用と期間も大きく膨らみ、市場の豊洲移転へのハードルは高まることになる。
オーマイニュース
軸丸 靖子(2008-05-20 02:10)
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