築地市場移転:豊洲の予定地、基準1000倍のベンゼン 全域で詳細調査へ /東京(10月7日)
2007年10月08日 22:03
◇都の追加調査で検出
都の築地市場の移転予定地・江東区豊洲で、地下水から環境基準の1000倍に上る有害物質ベンゼンが検出されたことが6日、都の追加調査で分かった。都は、予定地全域での詳細調査の計画を、11月までにまとめる。
追加調査は、12年開場予定の豊洲新市場建設予定地で行われ、都の土壌汚染対策専門家会議(座長・平田健正和歌山大システム工学部教授)で同日報告された。
地下水は▽ベンゼン14カ所▽シアン化合物18カ所▽鉛4カ所▽ヒ素3カ所――で環境基準を超えていた。ベンゼンが基準の1000倍に達した地点は、シアン化合物やヒ素も基準を超えていた。土壌では、ベンゼンが処理基準の160倍に達し、シアン化合物やヒ素も基準を超えた地点があった。
移転予定地は東京ガスの工場跡地。会議で、委員らは都に対し、予定地全域での10メートル四方ごとの詳細な調査と、工場の土地利用の状況を再確認するよう求めた。【五味香織】
10月7日朝刊
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