声明文(専門家会議の報告を受けて)
2008年07月30日 13:57
【声明文】
豊洲新市場予定地に関する専門家会議「報告書」は無効である
「第9回専門家会議の報告書」は報告書に値しない。本来、そこからは9章の対策は導き出せない。また東京都が現時点で、市場についての方向性を打ち出すのであれば「移転は不可能」という判断以外はありえない。本資料は、詳細調査結果の欠落した、暫定的で分析手法の本質的な不適格さを伴う単なる予定原稿に過ぎない。しかし、前回の会議ではそれを法令や条例に対応する汚染対策のための材料であると東京都は公言してはばからなかった。内容自体の稚拙さと手続きの不誠実さそのものもあいまって、利害関係者との合意による意見の調整がなされたとは到底見なせないにも関わらず、一般からの意見公募という表層的な意思決定へのプロセスへと事態は推し進められ、本日の第9回専門家会議は「最終回」と銘打って開催されるに至った。
欠落した調査結果は9月末まで入手不可能であると当の東京都により明らかにされ、さらに本日の以降に開示されるという市民からの請求に基づいた情報に至っては、生データの開示が拒否されているといった有様である。こうした状況のもとで、専門家会議「最終回」の無効な報告書と東京都側からのアナウンスをもって汚染調査の幕引きを図ろうと試みる非民主的な行為は絶対に許容されないことをここで宣言し、そして改めて強く抗議する。築地市場の豊洲東京ガス工場跡地への直近ないし将来のなし崩し的移転の可能性が確実に消え去らない限り、国民の健康と食の安心安全を担保するために、豊洲東京ガス工場跡地に対して都・東京ガス・事業者から発信された全ての情報を中立的な第三者および利害関係者を含めた公開された場に持込み、継続的な分析と透明性をもった検証・議論を始めることを我々は強く要望する。移転ありきの方針が見直されず、要望が聞き入れられない場合には、法的な手段に訴え最後まで正常化を求めることを申し添える。
2008年7月26日
「市場を考える会」 代表幹事 山崎治雄
他 賛同人有志
皆様に賛同をお願いした、都とメディアに対する声明文は同記者会見上でも発表いたしました。
法律や条令などについての追記も発表しています(ご了承下さい)
【声明文】
破綻した専門家会議-東京都とメディアは真実を語れ
13日の日曜日を選んで開かれた築地市場の豊洲(東京ガス工場跡地)移転問題に関する専門家会議では、これまで一切言及されてこなかった東京都の環境確保条例117条を根拠に、さらなる詳細な調査を求める意見が新たに付け加えられました。汚染の見つかった総ての場所と隣接地区で数千ヶ所に及ぶ垂直方向の調査を行うことになります。しかも高濃度の汚染源であるタール溜まりはボーリング調査だけでは見つけられません。
これからさらに膨大な調査をしろと求めておきながら、「これで専門家会議は役割を終える。」(平田専門家会議座長)と調査の結果を待たずに解散を宣言したことは、任務を途中で放棄する極めて無責任な幕引きと指摘せざるを得ません。汚染の実態を把握しないで対策を決めることは、専門家会議の趣旨を自ら否定しています。
報告書では、新たに実施した垂直方向の土壌調査の結果、工場操業時の地盤面からさらに3~5メートル下に汚染が集中していることも明らかになりました。専門家会議の対策は、地下水の水位を海抜2メートルに“管理”し、汚染を除去したうえで、その上部の土壌をすべて入れ替えることを求めていますが、新たに判明した地下の汚染を放置しては地下水の汚染は止まりません。
報告後の質疑応答では、専門家会議の答申した安全対策の前提となっている豊洲の地層構造について、都が粘土質の「不透水層」としてきた有楽町層が、実は互層である粒子の粗いシルトと砂層で、地盤としても軟弱なために建物の基礎を支えられないと知っていたことを、都の専門家自身が認めました。今回の対策では汚染地下水の封じ込めができないことを自ら認めた極めて重大な発言です。有楽町層はそれ自体が流動化することも明らかになり、対策案の不適格は覆うべくもありません。
平田座長に至っては、東京都が環境省と謀って豊洲への土壌汚染対策法の適用を逃れるために付加した「附則3条」について、「次の国会で(改正案が)通ると思います。豊洲(移転先)には汚染があるので、汚染地域に指定される。」と発言しました。附則3条が撤廃されれば、豊洲は汚染が検出されなくなるまでいかなる施設も建設できません。これまでの調査も対策も総て意味を失ってしまいます。
パブリックコメントを前に、これらの“行政に不都合な真実”をメディアは報道せず、汚染は局所的だと偽りました。専門家会議の前日に行われたデモについても、参加者の人数を実数の三分の一に減らし、食の安心安全を求めて参加した多数の一般都民の存在を隠蔽して、一部の業者だけのデモであるかのように意図的に矮小化された偽りの“報道”がなされました。
私達は、“行政に不都合な真実”を隠蔽し、虚偽の報道にあけくれるメディアに抗議し、真実を報道することを求めます。行政に操られるままに虚偽報道や隠蔽を繰り返し、メディアが真実を伝えない社会では民主主義を維持することができません。
「声明文」呼びかけ人、賛同者(順不同)
野末 誠(市場を考える会)
五十嵐敬喜(法政大学法学部教授)
上原ひろ子(前国立市長)
坂巻幸雄(日本環境学会土壌汚染問題ワーキンググループ長 元通産省地質調査所主任研究官)
畑 明郎(日本環境学会会長・大阪市立大学大学院教授)
小坂和輝(中央区議・小児科医)
「市場を考える会」 会員総数 226名(名簿略) 代表幹事 山崎治雄他
・斉藤南子(大学講師) ・根津公子(教員)
・寺嶋徹(会社役員) ・寺嶋いずみ
・辺見益蔵(みんなの流山 代表 ) ・大村和子
・熊本一規(明治学院大学教員) ・沢登ルミ子
・大川浩司 ・祢宜秀之(鰭ヶ崎の住環境を守る会事務局長)
・坂井貴司 ・長田満江( 常陸24条の会代表 )
・渡部秀清(教員) ・前田丈志(編集者)
・森本孝子(「平和憲法を守る荒川の会」共同代表) ・加藤加津子
・荻原智直 ・有馬洋子
・及川裕二(著述・翻訳家) ・宮口高枝
・渡邊雅人 ・水谷和子
・加藤 和博 ・比企秀一
・大沢ゆたか,(立川市議) ・ 樗木真理(WIN WIN 前事務局長 )
・大石太郎(憲フェス、百万人署名運動) ・しまざき英治(三鷹市議)
・片山薫(オリンピックを考える市民の会代表) ・冨田杏二(同会)
・高野尤子 ・小笠原恵子
・ひだ紀子(青梅市議) ・鈴木理英子
・中村 順 ・加藤直樹(編集者)
・金井 聡 ・結柴典子
匿名・(愛知県西加茂郡三好町) ・(千葉県流山市 鰭ヶ崎の住環境を守る会 2名)
・(東京都練馬区) ・(東京料理教室自営)
・(千葉県船橋市) ・(東京都中央区 4名)
・(東京都板橋区) ・(東京都武蔵野市)
・(東京都杉並区 2名) ・(千葉県)
2008年7月26日
声明文呼びかけ人、賛同者 総数 281名 一同07/26 追加 ・村松和行 ・ 布施哲也(清瀬市議)07/27)追加 ・吉川ひろし(千葉県議)
計284名
破綻した専門家会議-東京都とメディアは真実を語れ 追記
土壌や地下水の汚染地に市場を開設するなどと言う、前代未聞の悪意に満ちた計画を強行しようと東京都が試みています。国に対しては、憲法第25条で保障された「生存権、国の生存権保障義務」に基づき、「健康で文化的な生活を保障し」「すべての生活部面について、特に公衆衛生の向上及び増進に努めること」を強く求めます。
「食の安全、国民の生命、健康を第一義」に考え、今回の異例の市場計画についての法的な不備を補完し、地方行政による逸脱的な運用の防止に目を光らせることが国の責務であると考えます。
市場開設者の東京都には、地方自治法に記されている地方公共団体の役割、すなわち「住民の福祉の増進を図ることを基本として」の主旨に反した結論を導かず、当然ながら法や条例の抜け穴を使うことなく、倫理観に基づいた公正な判断を行うよう強く要求するものです。
2008年7月26日
「市場を考える会」 代表幹事 山崎治雄他
野末 誠
声明文呼びかけ人、賛同者 総数 281名 一同
[声明文]
破綻した専門家会議-東京都とメディアは真実を語れ-コメント集
・ 始めまして。 中央区区議 小阪和輝さんのブログを見ました。 私も港区で田町駅東口北地区の開発で、東京ガス跡地に港区の複合施設建築の土地交換による開発に疑問を持ち、男女平等参画センターの利用者仲間と 学習を重ねていて、12日のデモにも参加したものです。 このたびの抗議署名に賛同します。(港区在住)
・ 最近の報道では「対策とれば影響なし」といった見出しが躍りました。が、その対策としての地表2mの土壌入れ替えは、汚染土の処理が不透明かつ過大な問題です。さらに千単位の箇所の調査が必要とあっては、予測不可能な要素が多いことになります。であれば、対策の規模としては、大阪市場の経験を活かして現在地を改良する対策の規模のほうが小さいと考えざるを得ません。すなわち「対策とれば移転の必要なし」とも言えるはずです。(著述・翻訳家)
・ 石原知事の教育支配・強引なオリンピック誘致活動・破綻した都民銀行への税金の無駄遣い・海外出張への公費の無駄遣い・都政の私物化・様々な差別発言等々の許しがたき蛮行とともに、汚染地域への市場移転に反対しましょう。(「平和憲法を守る荒川の会」共同代表)
・マスコミが事実をきちんと報道しないことについて、日本の将来に危惧を抱いています(船橋市教員)
・交通の便が良く、観光地としても有名な築地市場を、開催できるかどうか判らない東京オリンピックのために豊洲に移転することには反対です。しかも、移転予定地は土壌汚染がひどいことが判っています。食の安全が叫ばれる中、汚染された土地に魚市場を移転することには納得できません。(福岡県)
・破綻した専門家会議-東京都とメディアは真実を語れに賛同します。豊洲移転案を撤回するよう都知事に求めます。(八王子・教員)
・市場移転に強く反対いたします。(大学講師)
・12日デモに参加した一人として、このまま築地移転が正当化されてしまうのを見過ごすわけにはいきません。よって、都民の一人として、この声明文に賛同いたします。(練馬区在住)
・ 微力ですが、趣旨に賛同し、署名いたします。(中央区在住)
・私のような素人は専門家として自分で調査したわけではないので、事実がわかりません。それだけに、情報はすべて公開した上で 討議すべきだと思います。(愛知県在住)
・土壌汚染地域に魚市場を移転するとは、とんでもないことです。水溶性の有害物質は、毛管現象で容易に地表に昇ってきます。日本化工の六価クロム汚染からも明らかです。ぜひ都民の力で移転を止めさせましょう。(明治学院大学教員)
・世間で今や「公然の秘密」となっている『マスメディアの権力へ服従。ジャーナリズム精神の放棄』。
東京MXテレビの「都知事定例記者会見」番組で知事に都合の悪い質問をした記者に「君は何処の新聞社か!」と脅しをかける石原知事の言動を見聞きすると、一方的にマスメディアの堕落と片付けられない気もする。森、小泉、安倍と3代続いたマスコミ嫌いの首相、彼らにすり寄る”ナべツネ”他の新聞社のトップ達、NHKの組織的権力迎合体質の下では、本当のジャーナリストは排斥され、記事も紙面を飾ることがない。マスメディアの権力迎合体質はこうして作られてきた。
豊洲の汚染調査の専門家会議のメンバーも「何らかの汚染対策をすれば、市場の移転は可能」の結論に手を上げた御用学者たちではないのか。それでも、良心の呵責に耐えかねて解散したのだと思われる。どうせ解散するなら、「豊洲はだめ!」と云って解散してもよかったのだが、そこまで気の付く連中ではなかったようだ。(渋谷区・自前の地域オンブズマン)
・まず、事実。事実を都民に明らかにして公正な手続きが必要です。(千葉県・鰭ヶ崎の住環境を守る会)
・ みなさんの活動に敬意を表します。以前、豊洲地区に勤務していたので、あの辺の様変わりに驚いています。築地市場は、継続できるといいですね。(みんなの流山 ・ 代表 )
・猛毒汚染地への食品卸売り市場移転はまさに狂気の沙汰です。> 移転推進関係者は恥を知れ!(神奈川県厚木市在住)
・専門家会議がこのまま幕引きされることに納得がいきません。問題が明らかになっていながら調査を待たず解散する、専門家のあるべき姿とは思えません。(板橋区在住)
・築地市場の豊洲移転に反対です。「移転ありき」で話が進められてくのが怖い。万機公論に決すべしなのに、移転に不利な情報が封鎖されている気が・・後略(武蔵野市在住)
・デモの人数をわざと少なく報道する裏には、いったい何があるのでしょうか。あの日集まったのは、(中略)さまざまな立場の人たちです。事実を事実として報道できないのは、だれかが言っていましたが、マスコミじゃなくてマスゴミですよね。(千葉市在住)
・後世に残る、日本の愚行をこのまま、見逃すことはできません。
・①水俣病・イタイイタイ病・カネミ油症の、食品汚染による恐ろしい悲劇を二度とくりかえしてはならない。②石原都政は、汚染土壌地への市場移転を撤回し、早急に築地市場の再整備にとりかかるべし。
③土壌汚染の検証費用を、さらに都民に負担させることは絶対に許さない。以上です。(後略)(WIN WIN 前事務局長)
・こんな愚行が許されてよいはずがありません。 わずかにでも長期的展望を見通す力があるならば、 現地再整備の課題を過剰に喧伝してわざわざ猛毒に汚染された地域を選んで移転することに何ら道理が無いことは一目瞭然です。それを押し通そうとする都政の暴走を止めなくてはならないと考えま。(中央区在住)
・近所の小売店は「豊洲に行ったら 商売 やめざるを得ない」「地震がおきたら 埋立地なんか 解けちゃう」といいます。私は 12日のデモに参加しました。(杉並区在住)
・千葉県6月県議会で、(中略)、金谷の残土処分の問題を追及しました。汚染された土を千葉県に運びこむことは、とんでもないことで許せません。 (千葉県議)
・ 都のやり方、やろうとしていることに怒りを覚えます。何としても移転阻止しましょう。(葛飾区在住)
・ メディアは歪んでいます。世論の力で真実を訴えていきましょう。
・「食」の安全・安心が気がかりなこの頃ですが、この様なご時勢なのにこの国の「食」の台所とも言える築地市場を汚染された土地へ移転しようとする都の方針は絶対的に受け入れられない。都は移転を直ちに撤回して都民へ謝罪すべきです。(宮崎県串間市在住)
・これほどの悪意のこもった移転計画を都の職員が唯々諾々と推し進めるのは、たとえトップ石原の命令だとしても、結果的に都民に対する背信行為だと思います。報告書(案)はデータが不自然であったり、書き換えたりの形跡が多く見られます。文書の偽装の事実を知っている職員は内部告発してください。いずれ石原の時代は終ります。そして文書(報告書など)偽装に関わった職員はその責任を問われるのです。
メディアはジャーナリズムの精神を取り戻して下さい。見えない力によるメディア支配などは悪夢だと思いたい。知恵を絞って突破口をつくりましょう。(杉並区在住)
記者の目:築地市場 都は移転だけ考えるな 【毎日新聞 7月3日より】
2008年07月03日 13:29
記者の目:築地市場 都は移転だけ考えるな=市川明代
水産物市場では我が国最大の取扱量を誇る東京都中央卸売市場築地市場(中央区)。老朽化などを理由とした江東区豊洲地区への移転計画が、土壌や地下水から高濃度の有害物質が検出され揺れている。豊洲は東京ガスの工場跡地で、廃液が地下に染み出して汚染した。都は土壌を入れ替えるなどの方法で移転を強行する構えだが、その事業費は1000億円規模に及ぶという試算もある。
果たしてそれで「食の安全」は確保されるのか、巨額の公費を投入してまで移転する必要があるのか、などの声が上がり、計画そのものの是非が問われている。こうした議論は当然だが、ここでは違う観点から移転の妥当性を考えたい。
昭和10(1935)年に開場した築地市場は、時代とともに取扱量が増えて過密化し、昭和60年代に再整備計画が浮上。取扱高がピークに達した90年、現在地での建て替え工事がスタートしたが、「営業に差し障る」と仲卸業者らが抵抗、97年に中断した。そこで持ち上がったのが豊洲への移転計画だ。
都の論理はこうだ。再整備計画が始まった当初と比較し、築地の客は魚屋や小料理店から質より量を求めるスーパーに移行。そのため、大型化したトラックを収容する駐車場、冷蔵設備など、時代に合ったインフラ整備が必要だ。狭い築地(面積23ヘクタール)での営業を続けながらの建て替えは工期がかかり建設費も膨らむため、豊洲(同40ヘクタール)に移転し、築地の売却益で採算を合わせるしかない--。
これに反対しているのが、主に仲卸だ。現在地での建て替えか移転かの議論が出始めた98年、仲卸業者で作る組合が市場内の全仲卸業者を対象に行った調査では、全体の58%が移転に反対。その数は、豊洲の土壌汚染発覚後の昨年4月、移転反対業者でつくる団体が行ったアンケートで7割超へと膨れ上がった。
築地で扱う水産物は、集荷業者が産地市場を通じて集め、競りや相対取引によって仲卸らに卸し、仲卸が市場内の店舗で小売店などに販売する。「目利き」と呼ばれる仲卸は、マグロや貝など得意分野を持ち、鮮度や質、生産や消費の動向を見定めて適正価格を付けてきた。
自転車で行き来できる距離にある銀座の小料理店やすし屋が「ネタ」を購入するのも、築地の仲卸からだ。それだけに仲卸には、地の利を背景に、自分たちが「日本の食文化」を作ってきたという誇りがある。
一方、スーパーは売れる品を仲卸に大量発注したり、競りに顔を出して相場だけつかみ、その情報をもとに産地から直接買い付けたりする。切り身加工やパック詰め、配送など、手間やコストのかかる仕事を仲卸に求めるケースも多い。
すし屋などを顧客とする老舗の仲卸業者(28)は「築地だから来てくれる客がいる。豊洲まで来られるのはスーパーだが、スーパーだけ相手にすると、商売は成り立たない」と言う。築地から南へ約3.5キロの豊洲は、その直線距離以上に交通が不便だ。このため、「すし屋などの足が遠のき、顧客がこれまで以上にスーパーへとシフトする。本来の仲卸とは異質な存在に成り下がる」と危機感を抱く業者も少なくない。
大量消費に乗らない魚をどの店なら扱え、調理できるのかを知る仲卸は、国内の生産者を守る上でも貴重な存在だ。国内漁獲量は減り、輸入魚さえ海外の購買力に押され始めている。日本の魚食文化を絶やさないためにも、都はもっと仲卸の声に耳を傾けるべきだ。
もちろん、今のままでいいというわけではない。都が市場利用者を対象に行ったアンケートでは、小売りの鮮魚店や飲食店からも「築地はブランドの上にあぐらをかいている」「衛生面を改善すべきだ」という意見があった。仲卸も現在地建て替えを望むなら、今度こそ一致協力するという気構えを示すべきだろう。
築地の取扱量は、ピーク時の7割。いまなら工夫によって、営業を続けながらの建て替えも可能ではないか。今後、漁獲量の減少が予測される中、都が計画する40ヘクタールの新市場は過剰になりはしないか。都には豊洲の土壌汚染対策にかけているのと同じエネルギーを、現在地建て替えの検討にも向けてほしい。1日に300~500人の観光客が訪れる東京の食文化の拠点を守るためにも。(東京社会部)
毎日新聞 2008年7月3日 0時02分
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20080703k0000m070145000c.html
徹底討論!!築地市場移転問題 【日本消費者連盟からの告知】
2008年06月30日 14:28
前例のない土壌汚染の広がりを見せる豊洲新市場予定地。今度は環境基準の4万
3000倍ものベンゼンによる汚染が明らかに。ある築地市場関係者は思わず叫んだ
そうだ。「便所で寿司が食えるか!」と。
そう、魚河岸が豊洲に移転されるということは、「便所」から魚が食卓に届くよ
うになるということなのだ。都が計画する「対策」で、いかにリスクが軽減され
ようとも、「便所」から届くものを、私たちは果たして喜んで食べられるだろう
か。築地市場の豊洲への移転で、私たち都民・消費者は、いったい何を得、何を
失うのかを考える。
【出演】
吉村英二(日本消費者連盟)
野末誠(築地仲卸、市場を考える会)
小坂和輝(中央区議会議員)
森田釣竿船長(漁港)
ほか交渉中
7月9日(水) 阿佐ヶ谷ロフトにて
OPEN18:30 / START19:30
¥1,000(飲食代別)<当日券のみ>
詳細は
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi?year=2008&month=7
デモ行進 目標1万人の参加!! 7月12日は市場正門に集合
2008年06月30日 13:27
壊すな 築地 7/12 東京大行進

皆さんの力をひとつにあわせて
石原都知事に私達の気持ちを届けましょう!

7月12日(土)
12:00 市場正門に集合
12:30 出発です
築地市場の豊洲移転、与党公明も慎重論「計画再検討を」 (日本経済新聞 6月18日)
2008年06月19日 13:29
築地市場(中央区)の移転予定先である豊洲地区(江東区)から高濃度の土壌汚染が見つかった問題で、都議会与党の公明党は17日の本会議で「すべての先入観を排した再検討が不可欠」との見解を示した。豊洲移転について共産党など野党は土壌汚染を理由に反対している。与党の一部からも慎重論が出たことで計画の是非を巡る論議が一段と高まりそうだ。
都議会公明は代表質問の中で「(汚染問題が発覚し)都民の多くが不安を抱いている。移転ありきの議論はやめるべきだ」と豊洲への移転計画の再検討を求めた。これに対し石原慎太郎知事は「高濃度の汚染の範囲は限られる。豊洲移転は長い年月をかけて決定した」と理解を求めた。
移転予定地では環境基準の4万3000倍に達する高濃度のベンゼンなど汚染が見つかっている。都の「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」(座長・平田健正和歌山大教授)は先月、地下2メートルまで土壌を入れ替えて2.5メートルの土を盛り、地下水も環境基準以下に浄化するなどの汚染対策を発表した。
(日本経済新聞 6月18日)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080617c3b1705217.html
築地移転「再検討が不可欠」 (2008年6月18日 読売新聞)
2008年06月19日 13:23
都議会は17日、本会議を開き、主要4党による代表質問が行われた。与野党は、築地市場の移転予定地である江東区豊洲地区の土壌汚染問題などについて都側をただした。
東京ガスの工場跡地だった同地区の土壌や地下水からは、環境基準の4万3000倍の有害化学物質「ベンゼン」などが検出されている。公明党は、移転計画について、「都民の不信と不安の払しょくが何よりも重要。移転ありきの議論はやめて、再検討が不可欠だ」とした。与党が、都の政策と大きく異なる意見を表明するのは珍しいが、石原知事は「移転は長い年月をかけて検討し、決定した」と答弁し、理解を求めた。
共産党は、汚染の原因について追及。東京ガスの元社員らから証言を得たとして、「(ガス製造の過程で)地面に直接、おがくずを敷き、タールを流し込んで混ぜる作業が長期間続けられていた」と指摘した。
同社はこれまで、ドラム缶が腐食し、中のタールが漏れ出したと説明している。この日の答弁で都側は「東京ガスに照会したが、そのような話は聞いていないと回答があった」とした。
◇
質問に立ったのは、服部征夫(自民)、大沢昇(民主)、東村邦浩(公明)、小竹紘子(共産)の4氏。
(2008年6月18日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080618-OYT8T00134.htm
移転反対のデモ行進~7月12日決行~
2008年06月16日 13:23
築地市場移転に反対するデモ行進を7月12日(土)行います。これまで行ってきたデモ行進の結果、豊洲新市場予定地の土壌汚染の再調査を東京都に行わせ、またマスコミを通じて豊洲の危険性を全国に訴えることが出来ました。
しかし石原都知事は築地移転の方向性を変えようとせず、あくまで豊洲に新市場を建設する計画を変えようとしません。豊洲とは築地に変わる場所としてふさわしいのでしょうか?決してそんなことはありません。なぜ豊洲にこだわるのでしょうか?
そこで私達は第4回目となるデモ行進を行うことにしました。
今回のデモ行進は過去3回と違い、土曜日にデモ行進を行います。今まで参加できなかった方も是非参加してくださるようお願いします。私達は築地の現在地での再整備を訴えていきたいと思います。
・決行日 7月12日(土)
・集合時間と場所 築地市場正門 12:00 集合 12:30 出発
土壌汚染と液状化現象について(一般投稿より)
2008年06月04日 14:53
一般の方から私のところに送られてきたメールです。誠に勝手ながらコメントとして引用させていただきました。
汚染対策が専門家会議で考えられ、対策の概略が見えてきました。
しかし、一つ重要なことが抜けていると考えます。それは、大地震の時に発生する地盤の液状化現象です。
専門家会議の委員は、通常時の土壌汚染対策の専門家ではあるでしょう。
しかし液状化対策の専門家ではありません。
地盤が液状化すると、地中から水が地表に噴出します。地表がコンクリートであれ、それを壊して噴出します。
したがって、汚染物質を含んだ水が噴出するのです。この対策が重要だと思います。
今の委員の中に数名の液状化の専門家を含める必要を痛切に感じます。
なお、この委員の選定にあたっては日本ガス協会(=東京ガス)とは関係ない人を選定する必要があります。
以上、客観的にみていて思ったことを述べさせて頂きました。
更に、2005/3/23 に起きた 福岡県西方沖地震 M.7.0 の液状化現象です。
http://www.kge.co.jp/Fukuoka_Jishin/FukuokaJishin02.htm
画像を見る限り、豊洲と同じ湾岸地区でおきた現象に思われます。同様の現象が豊洲地区でもおきるでしょう。違いは地下土壌が汚染されているかいないかです。
子供の絵
2008年06月02日 14:13
子供が描いた絵を紹介します。
タイトルは「築地のお魚大好き」です。
皆さんはどう思いますか?
裏には私たちのメッセージを託してます。
築地市場移転:豊洲土壌汚染問題 議論かみ合わず 都「安全」に業者ら反発 /東京(6月1日)
2008年06月02日 13:47
「どうすれば、反対派の方に理解してもらえるのか」。築地市場の移転が予定されている江東区豊洲地区の土壌汚染問題で、都の専門家会議が開かれた31日、平田健正座長は苦渋の表情を浮かべた。一般傍聴者の移転反対派との質疑応答は、この日もかみ合わないまま終了した。【市川明代】
専門家会議はこの日、都が検討している地下水の浄化対策について検証結果を発表。これまでの土壌汚染対策と併せ「安全性が保たれる」と結論づけた。
これに対し、質疑応答では、傍聴席の環境学会のメンバーや移転に反対する業界関係者、市民グループから厳しい追及が相次いだ。
「温度や気圧など、季節によって変動する要素が考慮されていない」「極めて深い土壌からも有害物質が上がってくるというデータがあるが、深い部分の調査が不十分だ」
平田座長らは、ひとつひとつの質問に丁寧に答えたが、市場関係者からは「私たちは命がけでやっているんだ」との激しい声が上がった。
土壌の入れ替えによって生じる約100万立方メートル分の汚染土壌についても「どう運搬してどこへ処理するのか」との質問が飛んだ。都の担当者は「低温処理か高温処理か、洗うのか、処分施設はどうするのかなど、対策を検討している」と答えるにとどまった。
◇地下水にも追加対策
豊洲の土壌汚染対策について都は当初、約670億円をかけて地下2メートルまでの汚染土壌を入れ替え、その上に盛り土をする方針だった。しかし、新たな汚染が見つかったことから専門家会議は▽汚染の有無にかかわらず地下2メートルまでの土壌をすべて入れ替える▽地下2メートル超にある汚染土壌も環境基準以下に処理する▽建物の下の地下水を環境基準以下に浄化する▽その他の部分の地下水を排水基準(環境基準の10倍)以下にする--などの対策を提案。工法などは今後検討されるが、費用は1000億円を超える可能性もある。
〔都内版〕
築地市場移転、都側にハードル高く(5月20日)
2008年05月31日 10:32
東京中央卸売市場(築地市場、中央区築地)の移転先である江東区・豊洲の用地の土壌が汚染されている問題で、都の専門家会議(座長=平田健正・和歌山大学システム工学部教授)は19日、第6回会議を開き、2月から行っていた詳細調査の結果を明らかにした。
全4122カ所の調査ポイントのうち、土壌から環境基準を超える量のベンゼンが確認されたのは35カ所。最高値は430mg/Lで、環境基準の4万3000倍にあたる高濃度だった。猛毒青酸カリであり、環境基準では「検出されてはならない」となっているシアン化合物は90カ所で検出された。最高値は860mg/L(参考値で環境基準の860倍)。
これを受けた専門家会議は、この日の議論で、現地盤面から2メートルまでの土壌をすべて入れ替え、2メートル以下でも環境基準を超えるところはすべて掘削処理する汚染対策を提案することを決めた。
これまでは、2メートル以下の深さでは環境基準の10倍を超える場合に対策を取るとしていたのに比べると、対策対象となる地点が格段に増える。汚染対策にかかる費用と期間も大きく膨らみ、市場の豊洲移転へのハードルは高まることになる。
オーマイニュース
軸丸 靖子(2008-05-20 02:10)
毎日新聞社説(5月23日) 築地市場移転 豊洲では食の安全守れない
2008年05月23日 13:11
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080523k0000m070141000c.html
中央区築地にある東京都中央卸売市場の移転先となっている江東区豊洲地区の土壌、地下水の詳細調査結果が明らかになった。
土壌では発がん性のあるベンゼンが環境基準の4万3000倍に達した地点や、毒性の強いシアン化合物では検出限界の860倍という地点がみつかった。
地下水の汚染はより広範で、環境基準を上回った区域の計画地域に対する割合は、ベンゼンで14%、シアン化合物で23%に達した。
この調査結果をふまえて、豊洲地区の土壌汚染対策検討のために設けられた専門家会議は、19日の会合で計画地域全体で2メートルの深さまで土の入れ替えをすることや、地下水管理対策の徹底などを提案した。専門家会議は7月末に最終提言を行い、都はそれを受けた土壌汚染対策を行うことにしている。当初、670億円と見込まれていた土壌汚染対策費は1000億円を超すことになりそうだ。
では、こうした対策で本当に食の安全は確保できるのだろうか。昨年時点の調査でベンゼンが環境基準の1000倍の高汚染地点が見つかったことで、豊洲地区が鮮魚や野菜などの市場立地上、問題が多いことが明らかになっていた。これに加えて、今回の詳細調査結果である。
地下水対策や、深部土壌の対策、さらには、大地震時の液状化への抜本的対策まで完全に行うとなれば1000億円で済むとは思われない。
東京ガスの工場跡地である豊洲の計画地区は築地市場の移転先として不適切といわざるを得ない。ところが、都は現在も「豊洲移転ありき」の姿勢を変えていない。専門家会議もこの路線上で設けられた。
事業計画段階での環境影響評価がしっかりと実施されていれば、豊洲の土壌や地下水の高度汚染は早い段階でチェックされた可能性が高い。また、都は複数の地点から豊洲を選定したというが、東京ガスが汚染の事実を明らかにしていたことを踏まえれば、なぜ、ほかの汚染のない地点を選ばなかったのか、疑問が残る。
都が移転を決めたのは01年だが、その後、消費者の食の安全に対する関心は大幅に高まっている。築地市場を経由した魚介類や加工品を口にするのは都民だけではない。全国に流通している。食の安全を最優先することが行政の責任だ。
都は築地市場の跡地を16年に立候補している東京オリンピックのメディアセンターに利用する方針だが、土壌汚染対策の拡大で当初計画の12年開場が大幅に遅れることが確実で、それも危うい。それならば、豊洲移転をいったん、白紙にして、築地での再開発や移転の場合でも豊洲以外の候補地を選定する方が生産的である。
決断は早いほうがいい。遅れれば遅れるほど、状況は悪化する。
毎日新聞 2008年5月23日 0時01分
食の安全・安心=未来の子供達の為に
2008年05月20日 13:13

上の絵を見てどのようにお感じになりましたか?
小学校5年生の一人の女の子が自分なりに考え、描いた、率直な絵『思い』ではないでしょうか?
汚れた土の上に育つ木にはどんなに小細工をしても実った果実は毒を吸った果実なのではないでしょうか!私たち大人達が、今一度真剣に考え、行動をして何が一番子供や孫の為になるのか問いただす時が来たのではないでしょうか?
築地魚市場は今まさに東京ガス豊洲工場跡地である土壌汚染地への移転という危機にさらされております。
シアン・ベンゼン・砒素・カドミウム・水銀・鉛・六価クロムが環境基準を大幅に検出されている場所へ何故?生鮮食料品を扱う魚市場が行かなくてはいけないのでしょうか?
東京都石原都知事行政の強硬な手法での移転計画は誰が納得行くのでしょうか?この世の中には変わらなくても良いものがあるのではないでしょうか?
10年後・20年後・30年後に築地市場が変わらなくて良かったと思えることも変革のひとつなのではないでしょうか?
私たち大人がこの絵から率直に感じなくてはいけない!そんな気がします。私達は食の安全・安心=未来の子供達の為に=をスローガンにこれからも日本の台所、世界の築地市場を守って生きます。
皆様のご賛同とご協力をお待ち申し上げます。
築地移転先、地下2mまで土壌全入れ替え必要…専門家会議(読売新聞5月20日より)
2008年05月20日 13:04
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080520-OYT1T00001.htm?from=nwla
東京都築地市場の移転が予定される江東区豊洲地区で高濃度の有害物質が見つかった問題で、都が汚染対策の検討を委嘱している「専門家会議」は19日、予定地(約37万4000平方メートル)の地下2メートルまでの土壌をすべて入れ替えるなど当初の対策に大幅な追加措置が必要との見解で一致した。
汚染対策としては国内最大規模という。
会議では、都による汚染調査が終了した約4100か所のうち、環境基準を超える有害化学物質「シアン」が90か所の土壌から検出されたほか、966か所の地下水から検出されたことが初めて明らかにされた。ベンゼンも35か所の土壌と、561か所の地下水から見つかったことも判明した。
都では、こうした汚染対策には計約1300億円が必要と見積もり、新市場の開場は2013年3月から約3年遅れると試算しているが、会議では、生鮮食料品を取り扱う施設という視点から必要な対策を今年7月に都に提言する。
移転問題を考える
2008年05月14日 07:00
新市場移転予定地について、その汚染問題が大きく取りざたされている。危険な土地だから豊洲に食品市場を建設するなどもってのほかである。では、これからの築地はどうすればよいのか?豊洲移転に変わる代換え案を考えなくてはならない。東京都はこれだけの問題点を指摘されても豊洲に行くと言い張っているのだ。それは、新市場建設局という立場上まず豊洲移転ありき、というスタンスを変えることが出来ず、また、豊洲以外に市場を作るということを考えるセクションがないからだろう。築地市場の現状での再整備、そのビジョンを明確にもち、建築に関する専門家をブレーンに持ったリ-ダーの登場が待たれていると思う。
【日本消費者連盟】よりイベント開催のお知らせです。(3月3日)
2008年03月03日 14:13
築地移転問題を話し合うイベントです。
【イベントテーマ】
「築地市場移転とオリンピック招致問題--東京再起動?俺たちは
プログラムじゃねえ!! 0と1では割り切れない石原都政の闇」
ベンゼンが環境基準の1000倍!猛毒に侵された禁断の地・東京ガス
豊洲工場跡地への築地市場移転を企む石原都政。施設の老朽化とと
もに、その理由として石原都知事があげるのが、東京へのオリンピッ
ク招致だ。移転した築地市場の跡地はプレスセンターにすると言う
が、むしろ2兆円ともいわれるその後の売却益に目がくらんでいる
のではないか?
バブルの夢よ再び---築地市場移転とオリンピック招致をテコに、
東京の大規模再開発をもくろむ石原都政を切る!
【イベント開催日】
3月11日(火)
【開催場所】
阿佐ヶ谷ロフトA
【出演】
吉村英二(日本消費者連盟)
野末誠(築地仲卸、市場を考える会)
池上正樹(ジャーナリスト)
福士敬子(都議)
ほか
OPEN18:30 / START19:30
¥1,000(飲食代別)<当日券のみ>
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi?year=2008&month=3
豊洲市場移転予定地の土壌汚染に関する説明会
2007年12月06日 14:20
12月3日から12月7日まで、東京都による仲卸業者を対象とした、豊洲市場移転予定地の土壌汚染に関する説明会が行われました。以前行われた説明会では、土壌汚染改良方法などの専門的分野での説明があり、その知識がない私たちでは的確な質問をすることが出来なかったので、知り合いの大学の先生にも同席をしてもらい、的確なアドバイスをいただこうと考えたのですが、仲卸業者を対象とした説明会なので入室を断られてしまいました。
なぜ東京都は私の連れて行った専門家の入室を拒んだのでしょうか?
説明会を聞き終えて
私の感想です。現在地での再整備方法、その明確なビジョンを東京都が納得する形で説明できない限り、築地市場は豊洲に移転させられてしまうでしょう。築地市場を営業させながら再整備する方法とその工事方法を誰か考えてください。建築に関する専門的な知識が必要です。
築地市場移転先の開場ずれ込みへ 都が再調査(10月25日)
2007年10月25日 08:31
築地市場(東京都中央区)の移転先である豊洲(江東区)の新市場建設予定地の開場が、当初予定の平成24年度初期より大幅にずれ込む見通しであることが24日、都議会公営企業会計決算特別委員会で報告された。
今月初旬に移転予定地から環境基準の1000倍を超す濃度の有害物質「ベンゼン」が検出され、都が再調査に乗り出すことが理由。調査には約15億円がかかる見込み。
この日の委員会で、都中央卸売市場新市場担当部長は、新市場建設予定地の開場時期について、「(有害物質検出に伴う)再調査の完了までは(少なくとも)10カ月程度かかるので、当初の予定より遅れざるを得ない状況」と説明した。
さらに再調査で判明した有害物質の除去に必要な経費については、(予定地の前所有者の)東京ガスが負担すべきとの考えも示した。
市場移転に断固反対! 魚河岸の業者らがデモ(10月3日)
2007年10月05日 09:50
「土壌汚染の地には行かない」3度目の訴え
軸丸 靖子(2007-10-03 19:20)
オーマイニュースインターナショナル
東京都中央卸売市場(築地市場、中央区)の移転計画に反対する「築地市場を考える会」(山崎治雄代表幹事)は3日、土壌汚染のある豊洲新市場用地の再調査などを求めるデモを都内で行った。参加したのは仲卸業者ら移転反対派の約1500人。築地市場正門前から日比谷公園まで、そろいの青いTシャツを着て歩き、「移転反対」のシュプレヒコールを上げた。
移転反対のデモは06年10月、07年3月に続く3回目。今回は、民主党、社民党、共産党、新党日本といった自公以外の政党から、国会議員や都議会議員が多数参加した。
記事の本文はこちら
田中康夫氏デモに参加
2007年10月03日 11:56
予告通り、本日11時30分よりデモ行進をします。田中康夫氏もデモに参加のため、築地市場にきてくれました。
第3回デモ行進を決行します。
2007年09月19日 15:21
食の安心安全『未来の子供達の為に』のスローガンの基、私達は築地市場移転反対を訴えるために再度デモ行進を行います。一人でも多くの方の参加・ご協力をお願いします。
【日時】 平成19年10月3日(水)
【時間】 午前11時30分 築地市場正門集合
【出発】 午前12時00分 雨天決行
【ルート】 築地市場から日比谷公園まで
【主催】 市場を考える会
デモに関してのお問い合わせは03-3541-7122 事務局 野末まで
民主党 築地移転阻止に向け法案提出へ(8月3日)
2007年08月06日 18:57
参院選挙での与野党逆転を受け、民主党の川内博史衆院議員と豊洲への移転に反対する仲卸業者が2日、築地で今後の国会戦術などについて打ち合わせた。国会で中央卸売市場の移転問題を追及してきた川内議員は、豊洲に「土壌汚染対策法」を適用できるように法案提出することを明らかにした。
「土壌汚染対策法」は有害物質が含まれた土壌から国民の健康を守るための法律で、環境省による調査の実施など厳しい規制がかけられる。ところが同法には「附則3条」という抜け穴が設けられている。「法律の施行以前に使用が廃止された土地には法律を適用しない」というものだ。
(記者:田中龍作 JANJANより)
記事の全文はこちらから
外国特派員記者クラブからの取材(7月5日)
2007年07月17日 14:54
当日はドイツ、イタリア、フランス、その他8カ国の記者の方が参加し、豊洲に市場を移す
ことへの疑問点について質問が集中しました。たとえば、先進国において何故ゆえ土壌汚染が
明るみになっているにも 拘らずリスクをおかしてまで移転の必要性があるのか?といった
ことや仮に移転をした際に万が一、汚染されている土地が噴出した時は誰が責任を負って、
誰がその責任を担保するのか、といった具合です。
英語ですが、そのときの様子はこちらから。
「豊洲の土壌汚染かなり危ない」視察終え、菅代表代行(5月28日)
2007年06月01日 16:47
民主党『次の内閣』環境部門・都議会民主党豊洲土壌汚染対策プロジェクトチームは28日午後、環境対策の一環として豊洲・築地を視察。築地市場移転の是非、豊洲地域の安全性について調査した。
一行はまず、場長の案内のもと築地市場の施設を見学。場長は(1)老朽化(2)狭隘化(3)流通環境の変化――を理由に施設移転の必要性を強調。しかしながら、毎日おおよそ水産物2000トン、青果物1200トン、あわせて20億円の取引が行われていることも事実であり、必要以上に不安をあおる発言に対し「管理責任の棚上げではないか」と批判する声もあった。
市場で働く関係者に話を聞くと、皆一様に築地市場の存続を希望すると返答。篠原孝ネクスト農林水産大臣は、フランスを例に、建て替えの可能性も改めて検討すべきではないかと指摘した。
5月28日掲載の民主党ウェブサイトニュースから転載
専門家会議ニュース No.1(5月28日発行)
2007年05月29日 17:07
東京都中央卸売市場 新市場建設課が「専門家会議ニュース」を発行しました。
内容は豊洲新市場予定地における土壌汚染対策などの関する専門家会議についてです。
第一回の発行は5月19日(土)に開かれた「第一回豊洲新市場予定地における土壌汚染対策などに関する専門家会議」の開催のお知らせです。

専門家会議ニュースによると。。
■専門家会議の概要
目的:食の安全・安心を確保する観点から、豊洲新市場予定地の汚染土壌対策について検討・提言を行う。
期間:平成19年5月~9月(会議は公開)
■第1回会議の内容
事務局からこれまでの調査・対策について説明
↓↓
専門家の主な意見
・平面的な調査の精度は高いが、深さ方向については、土壌の追加調査が必要
・ベンゼンのように、地下水を通じて拡散する可能性がある物質の流出を防止する対策が必要
→地下水の継続的な管理
→地下に埋没する施設はなるべくつくらない。
↓↓
次回に向けて
・東京都は、専門家の意見を踏まえて、追加調査計画案を提示
次回の開催は6月30日(土)の予定です。
専門家会議の会議資料が掲載されました(5月26日)
2007年05月29日 13:01
平成19年5月19日(土)に開催された「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」の会議資料が東京都中央卸売市場の公式サイトに掲載されました
専門家会議は5月19日に都庁会議室で一般傍聴可能な形で行われました。
4人の選任者のうち、一人欠席、一人途中退席という、ものでした。
会議の次第です。
<次 第>
1 開 会
2 中央卸売市場長挨拶
3 委員紹介
4 座長挨拶
5 議 事
(1)事務局説明
(2)事務局説明に対する質疑応答
(3)委員による討論
(4)座長による討論のまとめ
6 閉 会
<配布資料>
豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議委員名簿
資料1 豊洲新市場建設計画の概要
資料2 豊洲新市場予定地の土地利用履歴
資料3 東京ガス㈱が実施した土壌汚染状況調査
資料4 東京ガス㈱が実施した土壌汚染対策
資料5 土壌汚染の調査・対策に係る規定の経緯
資料6 東京都が予定している土壌汚染等の対策
築地移転 青果業者8割反対(5月24日)
2007年05月26日 11:44
場内の青果仲卸業者へのアンケート結果が発表されました。
同じ築地市場の東京中央市場労働組合(水産仲卸売業者の組合)のアンケートに答えた結果
東京新聞の5月24日掲載の記事を転載します。
調査は今月半ば、市場内の百十の青果仲卸業者を対象に実施。百一人が回答した(うち一人は白紙)。
築地と豊洲のどちらで営業したいかの質問には「絶対に築地」が五十四人、「できれば築地」が三十九人で、全業者の約85%を占めた。「絶対に豊洲」は二人、「できれば豊洲」は五人だった。
築地での営業を望む理由を複数回答で聞いたところ、「立地条件」が最多の七十八人で、次いで「知名度とブランド」の七十一人。豊洲地区の土壌汚染問題を挙げたのは六十五人だった。
移転計画については「即時、撤回すべきだ」が三十九人、「白紙に戻し議論する」が四十八人で、少なくとも八割近くが現行の計画に反対している実態が浮かんだ。
この問題をめぐっては、移転反対の水産仲卸業者でつくる「市場を考える会」が先月、市場内の水産仲卸業者七百九十三人の意向調査を行い、七割超の業者が「反対」という結果が出ている。
記事の全文はこちら
先月「市場を考える会」が行ったアンケート調査についてはこちらに詳細があります。
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豊洲移転の専門家会議でも「地下水汚染」に問題あり(5月20日)
2007年05月21日 08:43
5月19日の専門家会議。委員のうち一人は欠席。一人は途中退席!40席の一般傍聴席には120人以上の人が申込み。委員と関係者のこの問題に関する意識の違いがあるのでは?
検討された内容についてはOhMyNews 軸丸 靖子(2007-05-20 12:00)の記事より引用します。
この日の会議では、東京ガスが2002年に行った土壌汚染状況調査結果や、汚染土壌の処理法の詳細について、都の資料を元に検証した。
まず、東京ガスの調査は、調査地点が少なく深さも不十分であるとの指摘については、「データを見る限り、平面的(調査地点の数)には特に問題はないと思うが、やはり垂直方向(深さ)にはもう少し別の調査が必要なのでは」(駒井委員)との見解で一致した。
また、土壌改良工事がほぼ終了した現在でも、強アルカリ性でヒ素などの有害物質が溶出している地下水が湧き出ている問題については、
「土壌汚染から食の安全を守る上で問題になるとすれば、恐らく水経由になる。地盤の安定性という意味でも、地下水経由の汚染物質の流出をいかに防止するかが重要だ」(駒井委員)
「地下水については調査がほとんどされていない。地下水汚染の調査を行い、その廃水管理をどうするかを検討する必要がある。液状化現象対策工事を行う過程でもボーリングをするのだから、そこで地下水の状況を調査し、サンプリングしてはどうか」(平田座長)
「公共用水域との関与があるとすれば地下水。特にベンゼンなど揮発性の有害物質は、(空気中に)上がってくる可能性がある。地下水管理をどう行うか検討する必要がある」(内山委員)
など、詳細調査の必要性と管理システムについて意見が次々に出された。
記事の全文はこちら
土壌汚染調査の専門家が初会合(5月19日)
2007年05月20日 10:00
5月19日(土)、都庁にて豊洲予定地の土壌汚染について専門家初会合が開かれました。
初会合についての新聞社の記事を配信順にリストします。
時事通信(5月19日20時31分配信):
「土壌汚染で専門家会議初会合=築地市場の移転問題で-東京都」
毎日新聞(5月19日21時59分配信):
「<東京都新市場>専門家が初会合 基本設計見直し要請も」
産経新聞(5月20日8時0分配信):
「築地移転 豊洲の地下水調査 専門家会議 都、具体的計画提示へ」
請願書の再提出をします(5月17日)
2007年05月17日 18:13
築地市場の仲卸業者の有志が集まる「市場を考える会」は、今後の活動のひとつとして、石原東京都知事と比留間中央卸売市場長に対して、移転反対に係わる請願書を再度、提出します。
(提出に関するスケジュール等は未確定)
経緯としては、平成19年3月15日に石原都知事あてに移転反対に係わる請願書を提出しました。
その際、請願書は飯田新市場建設課長に渡しました。
そして、4月24日に回答がありましたが、その回答は、われわれの提出文に対する回答としてはまったく意に即せず、「市場を考える会」としては、再度、請願書を石原東京都知事と比留間中央卸売市場長に提出することにしました。
提出後、都庁内の記者クラブと記者会見を行う予定です。
新市場予定地の地下水からヒ素の検出(5月11日)
2007年05月17日 14:51
環境基準の1万倍近い強アルカリ性の湧水、ヒ素の検出。専門家らは驚きの声を隠せない。
専門家の方の話しによると、ヒ素はベンゼンやシアンなどほかの有害物質に比べ、水によく溶ける性質を持っているため、簡単な検査でも検出されたらしい。
また、日本環境学会・坂巻幸雄氏によると、「排水口に集まっている水は、おもとして敷地に降った雨水で涵養されたものでしょう。」とのこと。
それだけ土壌汚染が深刻な問題であることを示しているかもしれない。
都民の食事の場が恐ろしい不安と危険の場にならないように東京都も東京ガスも再考すべき曲がりかどに来ているのでは?と記事は伝えてます。
記事の全文はこちらから
築地移転:専門家会議に4委員 座長は平田・和歌山大教授(5月8日)
2007年05月12日 09:33
5月8日の毎日新聞の記事です。
いままで豊洲の土壌汚染について明確に問題を指摘してきた識者は含まれていないと記事は伝えてます。
また石原都知事も「(移転が延期になっても)食の安全を優先。」と3月の記者会見で述べていると伝えてます。
記事の全文はこちらから。
「土壌汚染に関する専門家会議」一般傍聴可能な公開にて開かれます(5月9日)
2007年05月12日 08:50
5月19日(土)に東京都庁にて専門家会議があります。
東京都庁にて、東京都の豊洲新市場予定地における土壌汚染対策などに関する専門家検討会議が開かれることが決まりました。
会議は公開にて一般の方も傍聴できるようです。
選出された有識者は下記の方たちです。
座長 は平田 健正(ひらた たてまさ) (和歌山大学システム工学部 教授(学部長))
担当は有害物質だそうです。
それ以外は下記の方々です。
森澤 眞輔(もりさわ しんすけ) 京都大学大学院工学研究科 教授 水質
駒井 武(こまい たけし) 独立行政法人産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門 副研究部門長 土質
内山 巖雄(うちやま いわお) 京都大学大学院工学研究科 教授 環境保健
■一般傍聴の受け付けについて
一般傍聴の受付(整理券の配布)
配布場所:都庁第二本庁舎1階入口(北側)
配布時間:平成19年5月19日(土) 午後2時30分~午後3時
問い合わせ先
「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に
関する専門家会議」事務局
中央卸売市場管理部新市場建設課
電話 03-3547-7030、7040
詳細についてはこちらまで
同じ内容の東京都中央卸売市場からのプレスリリースはこちらです。
環境学会が知事に要請書提出(5月8日)
2007年05月11日 17:13
豊洲の移転場所の発ガン性などの有害物質に汚染されている問題を明確に指摘していた日本環境学会(畑明郎会長)が5月7日にGW明けに発足と定例記者会見で発言していた「安全性検討会」に関する要請書を石原慎太郎・東京都知事に提出しました。
環境学会によると4,5名と言われていた検討会議の委員では、半年という短い期間では是非を決める十分な調査データをとる作業を含め十分な調査はできないという。
提出した要望書の趣旨は主に
1.土壌汚染防止法に準拠した調査方法で調査を実施すること
2.(そのためにも)メンバーを増員すること
3.検討議会の公開
などなど
要望書の提出に関しての記事はこちらから
築地市場移転について(東京都回答.平成18年2月)
2007年04月01日 11:19
中央区が、地元の懸念や不安を解消し、築地市場地区が今後とも活気ある地域として存続していくために、市場移転の前提となる7つの疑問(移転先の土地確保の問題、築地市場用地の扱い、交通アクセス問題、場外市場の問題、移転までの間の現市場の整備、土壌汚染の問題、財源確保の問題)について、都知事に対し再度回答を求めた。(9日)
13日に都知事より回答された。
回答の内容はこちらから
築地市場再整備問題の経緯と区の取り組み(中央区)
2007年04月01日 11:16
中央区の「築地市場再整備問題の経緯と区の取り組み」についての報告です。
詳細はこちら。
東京都卸売市場審議会
2007年03月29日 16:41
市場の移転問題について議論をしている「東京都卸売市場審議会」です。
この審議会は、学識経験者5名、消費者代表1名、業界代表2名、都議会議員5名、区長・市長2名の計15名の委員で構成されている。
会 長 髙 橋 俊 龍 (元東京都副知事)
会長代理 大 森 國 裕( ( 財) 東京都弘済会相談役)
その他13名
●最近の審議内容
開催年月日 平成18年11月20日
第64回の内容:
(1)東京都卸売市場整備計画(第8次)の一部変更について(審議)
(2)豊洲新市場の整備について(報告)
○議事録
豊洲新市場の概要
2007年03月29日 16:17
東京都中央卸売市場が発表している豊洲新市場についてです。
「築地市場移転に断固反対する会」から「新しい築地をつくる会」へ
2007年03月17日 17:08
中央区の地元関係団体、区議会、区でつくる「築地市場移転に断固反対する会」が総会を開催。
これからは「新しい築地をつくる会」として築地の食文化と伝統を守り、活気とにぎわいのあるまちづくりに向けて、目標も新たに再出発することとしたようです。
平成19年3月15日号の「区のお知らせ 中央」の広報発表より
「築地市場の豊洲移転問題を考える」シンポジウム声明の発表(2月11日)
2007年02月11日 10:26
日本環境学会は日本科学者会議公害環境問題研究委員会と連名で「築地市場の豊洲移転に反対し、現位置での再整備を要求する」というシンポジウム声明を発表しました。
声明の内容:
東京都は、中央区の築地市場を江東区の東京ガス豊洲工場跡地へ2012年に移転させる計画を進めており、築地市場跡地は、2016年夏季オリンピックの「メディアセンター」予定地とされる。しかし、東京ガス豊洲工場跡地は、ベンゼン、シアン、ヒ素、水銀、鉛、六価クロムなどの有害物質により土壌や地下水が高濃度に汚染されていた。
ベンゼンは、発がん性や生殖毒性、免疫毒性、変異原性などがある。シアンは、急性毒性が強く、慢性毒性には神経障害がある。ヒ素は、神経障害や皮膚障害、内臓障害、生殖毒性、発がん性、変異原性などがあり、土呂久ヒ素鉱毒事件が有名である。水銀は、有機水銀の多い魚を食べた結果、水俣病のような慢性中毒症が起こった。無機水銀にも毒性があり、神経障害や内臓障害、生殖毒性、免疫毒性、変異原性などがある。鉛は、神経障害や生殖毒性、発がん性、変異原性などがある。六価クロムは、東京都江東区・江戸川区の六価クロム鉱滓事件で有名であり、皮膚潰瘍、鼻中隔せん孔、呼吸器系疾患、内臓疾患、生殖毒性、免疫毒性、発がん性、変異原性などがある。
東京ガスが現在実施している土壌汚染対策は、「1.土壌環境基準の10倍を超える有害物質を含む土壌は、すべて基準以下となるよう処理を行う。2.土壌環境基準の10倍以下の有害物質を含む土壌は、現在の地盤面から深さ2mまでは、基準以下となるよう処理し、地盤面から高さ2.5mの盛土を行う。3.したがって、地盤面から深さ4.5m(海抜2m)までは、基準を超える土壌は存在しない」となっている。
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